エリアガイド ― 136エリアの性格を知る

単価や利回りの数字だけでは、そのエリアが自分に合うかは分かりません。「誰が借りるのか」「維持費はいくらか」「何に気をつけるべきか」を、エリアごとに投資家目線でまとめました。

まず知るべき「サービスチャージ」のエリア差

保有中に毎年かかる管理費です。ドバイでは年 AED 3〜30/sqft と10倍もの開きがあり、実質利回りを最も左右します。広告の表面利回りには含まれていません。

例:1,000 sqft(約93㎡)のアパートで比べると、JVCなら年 AED 12,000〜16,000(約53万〜71万円)ですが、ダウンタウンでは年 AED 18,000〜32,000(約80万〜141万円)。同じ広さで年間70万円もの差が出ます。賃料が高いエリアほどサービスチャージも高いため、「賃料が高い=手取りが多い」とは限りません。
サービスチャージは棟ごとに設定され、同じエリア内でも設備(プール・ジム・コンシェルジュの有無)で大きく変わります。上記は各エリアの一般的なレンジで、購入時は必ず対象物件の実額を確認してください。プール付きタワーやブランデッドレジデンスは上限側になりがちです。

DLD公式データで見るサービスチャージ実額

上のレンジの根拠です。ドバイ土地局が公開するオーナー組合(OA)の承認予算 を、プロジェクト×年度で全カテゴリ合計し、住宅用途に限って集計しました。棟ごとの実額そのものです。

コミュニティ別の実額(AED/sqft・年)

何にいくら払っているのか(費目別の中央値)

💰 この管理費を引いた「実質利回り」でエリアを並べる →

エリア別ガイド

首長国で絞り込めます。数値は本サイトのデータ(ドバイはDLD実取引ベース)と連動しています。

エリア選びで見落とされやすい4つの観点

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メトロ徒歩圏かどうか

ドバイは車社会ですが、賃貸需要の中心である単身〜若年層はメトロ沿線を強く選好します。メトロ駅から徒歩10分圏内かどうかで、空室期間と賃料の下支えが変わります。今後の路線延伸計画も、そのエリアの将来の需要に直結します。

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そのエリアに何棟建つ予定か

同じエリア内で似た仕様の新築が大量に供給されると、賃料の競争が起きます。購入検討時に周辺の建設中プロジェクト数を確認してください。DLDの公式サービスで建設中プロジェクトを検索できます。

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誰が借りるエリアか

単身の駐在員、ファミリー、短期滞在者では、求められる間取り・設備・契約期間が違います。ファミリー層エリアで小型スタジオを買うと空室が長引くといったミスマッチが起きます。周辺の学校・スーパー・病院の有無が需要層を決めます。

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実際に取引が起きているか

相場より流動性が重要です。「同じ棟・同タイプで過去1年に何件成約したか」を確認すれば、売りたいときに売れるかが分かります。取引が年数件しかないエリアは、価格が良く見えても出口で苦労します。

エリアを絞ったら、エリア分析で数値を確認し、エリア比較で候補を並べ、収益シミュレーターでサービスチャージを含めた手取りを試算する、という順番がおすすめです。